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バレリアン(セイヨウカノコソウ)の基本的な効能効果

バレリアン(セイヨウカノコソウ)の体内での主な効能作用に関しては以下のような働きを担っています。

バレリアンの主な働き

  • 脳内GABA(ギャバ)増加作用による不眠症の緩和
  • 鎮静作用による神経障害の緩和

バレリアン(セイヨウカノコソウ)はオミナエシ科カノコソウ属の多年生植物で、古代ギリシャ・ローマ時代からハーブ療法で神経障害の治療に使用されてきました。

バレリアンの根に含まれる植物化合物バレリアン酸には、脳内の神経活動を低下させるGABA(ギャバ、γ-アミノ酪酸)の増加作用があります。

GABAは血液脳関門を通過できない説が有力視されていますが、バレリアン酸は血液脳関門を通過して脳内でGABAに変換されるため、依存性リスクのほぼない抗不安薬として不安や緊張を和らげることができます。

夜間に脳内GABA濃度が増加すると自然な形で眠気を誘い、睡眠の質も向上できることから、不眠症など睡眠障害の緩和目的の利用が一般的となっていますが、欧米の代替療法ではうつ病、ADHD(注意欠陥・多動性障害)など発達障害、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、強迫性障害、パニック障害など多種多様な精神疾患の治療に利用することもあります。

バレリアンには優秀な鎮静作用を持つ植物化合物が豊富に含まれており、ハーブ療法の先進国ドイツではアスペルガー症候群、てんかん、線維筋痛症、坐骨神経痛、甲状腺機能亢進症、月経前障害(PMS)などの治療に利用されることがありますが、睡眠補助剤以外の科学的証拠はあまり多くはありません。

バレリアン過剰摂取による副作用として頭痛、嘔吐、下痢、めまい、ドライマウスなどから、昼間の眠気を誘発させる場合もあるため、日中の服用は基本的には推奨されていません。

また、わずかではありますが抗不安薬と同様に離脱症状が出るケースも報告されています。

なお、不眠症など睡眠障害の緩和目的で利用する場合はホップ、レモンバーム、パッションフラワー、セントジョーンズワート (セイヨウオトギリソウ)との併用が推奨されています。

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期待できる効能効果

  • 睡眠の質向上や睡眠の健康化
  • 自律神経の乱れを改善
  • 集中力や記憶力など脳機能全体の向上
  • ストレスの緩和や耐性力の向上
  • やる気が出る前向きになるなど物事の考え方を肯定的に改善
  • ストレスや更年期による生理不順の改善

ハーブ. スパイス.