セリン(L-セリン、D-セリン)画像

セリンの基本的な効能効果

セリン(L-セリン、D-セリン)アミノ酸の1種で、体内での主な効能作用に関しては以下のような働きを担っています。

セリンの主な働き

  • ホスファチジルセリン生成作用による情報伝達機能の向上
  • トリプトファン生成作用による精神状態の安定化
  • クレアチン生成作用による身体機能の向上
  • NMF(天然保湿因子)の生成作用による皮膚の水分維持

セリン(L-セリン、D-セリン)は体内合成可能な非必須アミノ酸で、日本で睡眠補助として利用されているグリシンから生成される物質です。

まずセリンは脳細胞の情報伝達処理機能に優れるホスファチジルセリンの合成に不可欠な物質であり、ホスファチジルセリンは記憶力・集中力など脳機能の向上や脳内の老廃物排出および脳細胞の若返り効果、ADHD(注意欠陥・多動性障害)などの発達障害、アスペルガー症候群、アルツハイマー病などの認知症に対して大きな成果を挙げています。

さらにセリン自体が神経細胞の構築と細胞の補修作用を有しておホスファチジルセリンとの相乗効果によるものかは不明ですが、欧米では慢性疲労症候群、筋萎縮性側索硬化症、線維筋痛症など神経系疾患の緩和に優れる物質として近年注目されています。

トリプトファンの前駆体でもあるセリンセロトニンの産出量を増加させることで不安感やストレスを軽減させ、不眠症や過眠症など睡眠障害の緩和にも期待することでき、さらにボディビルダーやアスリート達の筋肉増強剤の定番となっている免疫力向上効果に優れたクレアチンの生成促進作用も確認されています。

日本では角質細胞の保湿物質NMF(天然保湿因子)に最も多く含まれるアミノ酸であることから美白やしわ・しみ・たるみの改善など美容成分としても注目されているセリンですが、様々な物質から生成可能なアミノ酸であるため美容効果を期待して摂取する必要性はほとんどありません。

セリンにはL-セリンD-セリンの2種類の形態が存在しており効能作用に関しては現段階では特に大きな差はありませんが、脳内に多く存在するD-セリンL-セリンと比較して神経伝達物質との関連性が深いためPTSD(心的外傷後ストレス障害)や統合失調症、うつ病などの緩和効果に優れていると考えられています。

日本でセリンを単体で摂取することは稀で特に過剰摂取による副作用を警戒する必要性はありませんが、セリンはガン細胞の成長に必要となるアミノ酸の1つであるため毎日のように大量摂取した場合に限りガン細胞の増殖を促進する危険性があります。

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期待できる効能効果

  • 集中力や記憶力など脳機能全体の向上
  • ストレスの緩和や耐性力の向上
  • やる気が出る前向きになるなど物事の考え方を肯定的に改善
  • 自律神経の乱れを改善
  • 睡眠の質向上や睡眠の健康化
  • 皮膚や粘膜の健康維持
  • しわ・しみ・たるみの改善
  • UV-AやUV-Bなど紫外線による日焼け緩和対策
  • 免疫力を高めるなど身体機能全般の向上
  • 疲労回復効果の促進
  • 運動パフォーマンスの向上
  • 筋肉の増強や成長率アップ

欠乏による症状

  • 軽度なうつ病や統合失調症
  • やる気が出ない物事の考え方が否定的になるなど精神の不安定化
  • 不安感や疎外感、憂鬱感など自律神経の乱れ
  • ニキビやシミなどの肌荒れ

ハーブ. スパイス.