イノシトール画像

イノシトールの基本的な効能効果

イノシトールビタミン様物質の1種で、体内での主な効能作用に関しては以下のような働きを担っています。

イノシトールの主な働き

  • 細胞膜および神経細胞の構築
  • 神経伝達物質の活性化作用による精神状態の安定化
  • 肝臓内の中性脂肪の排出促進
  • ホルモンバランスの調整

イノシトール水溶性ビタミン様物質で、過去にビタミンB群に分類されていたことからビタミンB8と称されることがあります。

細胞膜の構築に不可欠なリン脂質ホスファチジルイノシトールの必須成分であるイノシトールは特定の精神疾患に対して有効性を示しており、欧米の自然療法医では心的外傷後ストレス障害(PTSD)やうつ病、ADHD (注意欠陥・多動性障害)など発達障害、強迫性障害、パニック障害/不安障害、拒食症や過食症など摂食障害の症状に処方することが一般的となっています。

さらにイノシトール神経伝達物質セロトニンとGABA(ギャバ)の活性化作用も確認されているため、ストレスや不安感を減少させ睡眠の質を高める効果にも期待することができます。

なによりもイノシトールは女性の生殖機能およびホルモンバランスの調整作用に優れており、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)や月経前症候群(PMS)の改善は勿論のこと受精卵の質や妊娠率を向上させることが可能で、男性の精子濃度や運動率の向上効果も確認されていることから欧米では妊活中や不妊治療の夫婦に処方することもあります。

その他にも肝臓内の中性脂肪の排出やインスリン抵抗性の改善作用も有するイノシトールは、糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病の予防にも期待することができます。

ただ、イノシトールにはカルシウム、亜鉛、鉄の吸収を阻害する作用が確認されており、さらに過剰摂取の副作用として腎臓機能や双極性障害/躁うつ病を悪化させる危険性が示唆されています。

ちなみに精神疾患の緩和や睡眠補助目的でイノシトールを摂取する場合は、相乗効果が確認されているコリン、トリプトファン、オメガ3(フィッシュオイル)の併用が推奨されています。

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期待できる効能効果

  • ストレスの緩和や耐性力の向上
  • 自律神経の乱れを改善
  • 睡眠の質向上や睡眠の健康化
  • 食欲増進や食欲不振の改善
  • 妊活や不妊症対策
  • 妊娠中の胎児および乳児の正常な発育の促進
  • ストレスや更年期による生理不順の改善
  • 男女の性機能の回復
  • 抜け毛や薄毛の緩和/育毛効果や頭皮環境の正常化
  • 肝臓病の予防や肝臓機能の回復改善

欠乏による症状

  • 慢性的な疲労感や倦怠感
  • 糖質が蓄積することによる肥満
  • 抜け毛・脱毛、薄毛など頭皮環境の悪化
  • 便秘や下痢など腸内環境の悪化
  • 心血管疾患や動脈硬化などのリスク上昇
  • 軽度なうつ病や統合失調症
  • 肝臓機能の低下

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