DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)画像

DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)の基本的な効能効果

DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)ステロイドホルモンの1種で、体内での主な効能作用に関しては以下のような働きを担っています。

DHEAの主な働き

  • 男性ホルモンの1種テストステロンの生合成促進
  • 女性ホルモンの1種エストロゲンの生合成促進
  • 筋肉増強および脂肪燃焼の向上
  • 男女の性欲増進および性機能の改善
  • 甲状腺機能の改善
  • 神経細胞の炎症軽減
  • インスリン抵抗性およびコレステロール値の安定化

DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)は副腎や生殖腺、脳で産生されるステロイドホルモンで、男性ホルモンのテストステロンおよび女性ホルモンのエストロゲンの前駆体として知られます。

体内のDHEA濃度は成人期にピークに達した後、年齢とともに徐々に低下し続けていきますが、性ホルモンを含む様々なホルモン変換に不可欠なDHEAが欠乏すると老化現象が加速するだけでなく記憶力や認知力、筋肉量、性欲、骨密度など身体機能および脳機能の低下に繋がります。

一般的に成長ホルモンの産生を高めて筋肉量を増やし脂肪の蓄積を減らす目的でボディビルダーやアスリート達がサプリメントで利用していますが、運動能力や筋肉強度を高める科学的証拠はないとしながらも世界アンチ・ドーピング機関WADAではDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)を禁止薬物リストの1つに指定しています。

免疫システムやミトコンドリアに関連するホルモンの生成作用も有するDHEAは神経細胞の炎症を大幅に軽減させる可能性があることから、代替療法では慢性疲労症候群、全身性エリテマトーデス、多発性硬化症、パーキンソン病、アジソン病などの疾患に利用されています。

なによりもDHEAはストレスに対する抵抗力を高める作用に優れているため、欧米ではうつ病、副腎不全の治療に利用しています。

日本では性ホルモンの分泌促進作用による性機能障害の改善や性欲向上目的に摂取することが一般的で、特に高齢女性の卵巣機能を改善する効果に優れることから、体外受精の採卵前や妊活中の女性が妊娠率を高める目的で利用することが多くなっています。

その他にも性ホルモンに関連するDHEAは肌のアンチエイジング効果や加齢によるしわ・しみ・たるみ・色素沈着の改善、橋本病(甲状腺機能低下症)の緩和にも期待することができます。

ただ、DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)は過剰摂取による副作用が多く確認されており、ニキビや湿疹、脱毛や抜け毛、顔の毛の成長、不眠症などの基本的なものから、性ホルモン過剰分泌による乳癌、前立腺癌の発症リスクを大幅に高める危険性が示唆されています。

そのため、血縁者に乳癌や前立腺癌の病歴がある方は基本的にDHEAの摂取は推奨されていません。

2019年1月からDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)の個人輸入が規制となり、日本での一般的な購入が不可能となりました。

期待できる効能効果

  • 免疫力を高めるなど身体機能全般の向上
  • アンチエイジング/老化予防/若返り効果
  • 疲労回復効果の促進
  • 運動パフォーマンスの向上
  • 筋肉の増強や成長率アップ
  • 筋肉疲労や炎症の治癒力向上
  • 妊活や不妊症対策
  • ストレスや更年期による生理不順の改善
  • 男女の性機能の回復
  • 性欲増進効果
  • ダイエット効果や糖質代謝の促進
  • 甲状腺機能低下による症状の改善
  • 血糖値を下げ健康的な総コレステロール値の維持

欠乏による症状

  • 慢性的な疲労感や倦怠感
  • 老化現象の加速
  • 免疫力の低下
  • 身体機能の低下
  • 治癒力の低下
  • 生理不順や生理痛の悪化
  • 女性の生殖機能低下や不妊症
  • ED(勃起不全)など男性機能の低下
  • 糖質が蓄積することによる肥満
  • 抜け毛・脱毛、薄毛など頭皮環境の悪化
  • 心血管疾患や動脈硬化などのリスク上昇

ハーブ. スパイス.