システイン(L-システイン)画像

システイン(L-システイン)の基本的な効能効果

システイン(L-システイン)はアミノ酸の1種で、体内での主な効能作用に関しては以下のような働きを担っています。

システインの主な働き

  • タンパク質の形成による皮膚細胞の健全化
  • ジスルフィド結合の形成作用による毛髪の成長促進
  • 気管支や肺の粘液溶解作用による呼吸器疾患の緩和
  • グルタチオン生成作用による活性酸素の除去および有害物質の解毒
  • 放射性物質によるDNA損傷の軽減
  • 脳内グルタミン酸の調節作用による記憶力、集中力の改善

システイン(L-システイン)は体内合成可能な非必須アミノ酸ですが、システイン体内合成にはアミノ酸であるメチオニン、セリンだけでなく、体内必要量の多いビタミンB6、ビタミンB9(葉酸)、ビタミンB12が不可欠なことから、現代人のほとんどが欠乏している非必須アミノ酸だと考えられています。

硫黄を含むL-システインタンパク質、コラーゲンの形成に不可欠なアミノ酸で、優秀な肌細胞のターンオーバー促進作用を持ちながら抗酸化化合物グルタチオンの前駆体でもあるため、日本や韓国では美白効果に優れるアミノ酸として女性の定番サプリメントとなっています。

また、ケラチンの主成分の1つであり、ジスルフィド結合(S-S結合)の形成作用を持つL-システインは、毛髪の水分量・質感・強度を改善することが可能で、日本とは異なり欧米では主に育毛発毛の促進、脱毛抜け毛の緩和目的で利用されています。

L-システインは美容面だけでなく数多いアミノ酸の中でも、優秀な健康作用を持つことで知られています。

抗酸化物質グルタチオンの活性化作用による化学薬品や重金属など有害物質のデトックス、体内フリーラジカルの中和、放射線によるDNA損傷の軽減。

ニューロン(神経細胞)の損傷原因となるグルタミン酸の調節作用による記憶力や集中力など脳機能の向上、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、うつ病、双極性障害(躁うつ病)、不眠症、統合失調症など精神疾患の緩和。

粘液を溶解作用によるPM2.5、煙草の副流煙、排気ガスなど環境物質に汚染された呼吸器の洗浄(気管支炎、肺炎、喘息、副鼻腔炎、結核の緩和。)などの効能が確認されています。

ただ、欧米ではL-システインではなく、L-システインをアセチル化させたN-アセチル-L-システイン(NAC)の利用が一般的となっています。

日本では美白効果に優れるとしてL-システインが人気を集めていますが、N-アセチル-L-システイン(NAC)L-システインと比較して吸収率・体内利用効率が遥かに上回るため、サプリメントでシステインを利用する場合は美白目的を含めてN-アセチル-L-システイン(NAC)の服用が推奨されています。

L-システイン過剰摂取による副作用としては下痢、吐き気、頭痛などを引き起こす可能性があります。

また、日本では白髪が増加する副作用が懸念されていますが、L-システインが白髪を増加させる科学的根拠はなく、別の要因で白髪が増加している可能性が高いと考えられています。

なお、美白目的の場合はビタミンC、ビタミンE、α-リポ酸(R-リポ酸)と、育毛発毛目的の場合はビタミンCに加えてビタミンB群(特にビオチン、パントテン酸、葉酸。)との併用が推奨されています。

サプリメント個人輸入サイト最大手iHerbでシステイン(L-システイン)サプリランキングをチェックする。

期待できる効能効果

  • 皮膚や粘膜の健康維持
  • 美白効果
  • 抜け毛や薄毛の緩和/育毛効果や頭皮環境の正常化
  • アンチエイジング/老化予防/若返り効果
  • 肺や気管支など呼吸器機能の改善
  • 肝臓病の予防や肝臓機能の回復改善
  • 化学薬品や重金属など有害物質のデトックス
  • 睡眠の質向上や睡眠の健康化
  • 集中力や記憶力など脳機能全体の向上
  • 自律神経の乱れを改善

欠乏による症状

  • ニキビやシミなどの肌荒れ
  • 抜け毛・脱毛、薄毛など頭皮環境の悪化
  • 慢性的な疲労感や倦怠感
  • 老化現象の加速
  • 免疫力の低下
  • 記憶力や集中力など脳機能の低下
  • 肝臓機能の低下
  • 心血管疾患や動脈硬化などのリスク上昇

ハーブ. スパイス.